1. 導入の背景や課題
本国で開発された既存プログラムはあるものの、国内向けにカスタマイズする必要があった。特に難しい表現は避け、わかりやすく腹落ちすることで、現場に戻りすぐに実践できるようなフローにすることが命題であった。
2. 現状調査
国内販売網の生産性や、KPIデータを共有頂き、傾向と課題を共有することからスタート。座学でのトレーニング手法を見直し、ワークショップ形式やケーススタディーなどアクションラーニングの手法を取り入れるものとした。
また、事前課題だけでなく、事後課題にも重点を置くことで、実践と定着を試みるものとした。
3. 解決策と提供したサービス
通常、研修プログラム開発する際は、開発者とそれを実施するトレーナーやファシリテーターが別の人物であるケースが多いが、あえてその区別をせずに実施した。これにより両者が入り乱れてプログラムを開発することで現場目線のプログラムを開発することが可能となった。
単発で終わるプログラムを極力排し、ストーリー性があり、毎回異なる旬なテーマを都度設定することで、現場で起きている問題を即座に解決できるものとした。
開発後もメインテナンスを繰り返し、完成度を高めていった。
4. 結果とフォローアップ
事後課題の改修後、アクションプランに赤入れをすることも実施し、更なる実践の定着化を模索中。
全国販売網のトップからの評判も良く、現在もカスタマイズを繰り返しながら運用中。
CASE STUDIES
部品製造メーカー
「自分で考え自分で考える人材」を育てる人事制度の構築
人事制度導入後、離職率の低下がストップし、生産性が120%に向上。自ら考え、自ら行動する人材への変容により、働き方・休み方改革への道筋もでき、残業が20%も削減。
プレミアムブランドの販売とメインテナンス・サービス業
顧客へのアフターサービス・プロセスの改善による「顧客感動度の向上」プログラムの導入
プレミアムブランドを扱うだけに顧客へのサービス対応への欲求水準が、年を追うごと向上していることから、販売力だけでなく、顧客対応力を向上させることが喫緊の課題であった。
外資系自動車メーカーの日本法人
国内販売網への教育機関(アカデミー)での人材育成プログラムの開発と運営
通常、研修プログラム開発する際は、開発者とそれを実施するトレーナーやファシリテーターが別の人物であるケースが多いが、あえてその区別をせずに実施した。これにより両者が入り乱れてプログラムを開発することで現場目線のプログラムを開発することが可能に。