いよいよ景気後退か⁉データから読み解く真実

4月の月例経済報告において、政府は「景気が回復している」との判断を維持した。しかし、回復しているとは言うものの、景気動向指数は3か月連続で悪化。基調判断でも「足踏み」から「下方への局面変化」と、下方修正している。 2014年春以降、16年夏ごろまで右肩下がりだった景気動向指数。その間も政府は、「緩やかに回復している」と言い続けてきた。これは「アベノミクスはうまくいっている」という政権の意向を、官僚が忖度したからではないのだろうか? 消費増税を10月に控え、「景気後退」を認められない安倍政権。今回は各種データをもとに、景気の真実に迫る。

放送日:2019/5/1

MC:櫻井 浩昭 (ストラテジック代表)

解説:山口 義行