「日本の技術力」――これは、世界的に見ても非常に高い基準にあることは言うまでもありません。
今回の「大橋優子の挑戦する経営者たち」では、その「日本の技術力」で、今はもう絶命してしまった“ある生き物”を蘇らせてしまった、東京都東久留米市にある株式会社ON-ARTさんをご紹介します。
その生き物とは、なんと「恐竜」。
ON-ARTさんの創り出す恐竜は、まるで本当に生きているかのように動き回る作り物を超えたリアルな恐竜たちです。
これはまさに、中小企業がもつ様々な技術力を結集させた集大成。大の大人でも足がすくむリアリティです。
しかしこの会社、最初から恐竜を製作していたわけではありません。
もともとは、デパートなどの商業施設などの壁画、ジオラマなどの製作や、バルーンにエアブラシで描画するリアルバルーン開発――いわゆる下請け受注型のものづくりを行っていました。
なぜ、自社製品である「恐竜」の製作に乗り出そうと決意したのか。
「やるリスク」よりも「やらないリスク」のほうが大きいと語る金丸社長の思いとは――
後半では、社長の「ものづくり」にかける思いに迫ります。
是非ご覧ください。
放送日:2015/4/22
解説:山口義行